仕事中の空腹感を満たしてくれたのは、手軽な“スープ”だった
仕事中の空腹感を満たしてくれたのは、手軽な“スープ”だった
頑張れば頑張るだけ、お腹が空いていく現象
「よし!気合いいれよう!」
全集中で仕事に没頭すればするだけエネルギーは消耗される。
そうすると決まって襲い掛かってくる“欲望”それが“食欲”だ。
何故か人間の食事回数は、1日3回と決められている。
朝昼晩がメイン、それ以外は間食と言われていて、恐ろしいことに間食をしてしまうと太ってしまうらしい。
なんて理不尽な話なのだ。解せない。
そもそも人間は1日1食でも生きていけるらしいという話も聞いたことがある。
支離滅裂だ。もう、どうだっていいよ。
どんな理由であれ、頑張ったら頑張った分だけお腹は空く。
そして、空腹感を我慢していることが膨大なストレスになって精神までも痛めつけているかもしれない。
食べることで満たされる、あの幸福感を私たちは忘れられない。
そもそも「太りたくない」という感情だけで我慢できているようなもので、いつ崩壊してもおかしくないくらいに脆いストッパーだ。
本当は満たされていない時間なんて作りたくない。欲を言えば、ずっと食べていたい。
よく考えると、こんなに空腹感が辛いと感じるようになったのは在宅ワークになってからだ。
仕事に集中した後の休憩中、お昼ごはん中、仕事中、業後、いたる所で“空腹感”は襲い掛かってくる。
これまで我慢できていたのが噓のように、欲望が忠実に身体に現れているのが分かる。
「食べたら太る、食べたら太る」と、欲望を押さえつけているだけでもストレスなのに、
この負のスパイラルをどうにかしてでも抜け出したい。
よく思い出せ私。
これまで幾つもの難関を乗り越えてきたじゃないのか。
死に物狂いで、突破口を見つけてきたじゃないか。諦めないことで救われてきたじゃないか。
きっと、この悪循環にも必ず抜け道があるはずだ。信じろ。
体重も増えていくのに…どうすればいいのか…
在宅ワークになってから体重計に乗る回数だけ幻滅している気がする。
内心では「致し方無いよな」と増える原因に心当たりがあるので、100%責めることができないでいる。
でもそんなの、太っていくことを容認していることになる。たまったもんじゃない。
気休めに毎日筋トレをしてはいるが、外に働きに出ている時ほどに動いていない自覚がある。
それに1日の歩数は100歩とかだ。話にならない。
それでいても、お腹は空く。そこが問題なのだ。
「食べなければ良い」これで解決するのであれば、こんなに悩んでいない。
この世界には、きっと空腹感を満たしてくれるが、罪悪感のない食べ物が存在するはずだ。
在宅ワークと相性抜群の食べ物が必ずどこかにある。
そして、私がまず試したのが「ガム」だった。
噛んでいる間は空腹感が満たされた気になっていたが、味が無くなった時には空腹感が舞い戻ってくる。
これはダメ。失格だ。
次に「スルメイカ」を試したが、気持ち悪くなって失格。
その後も「マシュマロ」「グミ」と色々試してみたが、どれも満たされなくて失格になっていった。
ただ唯一、合格した食品があった。
それがなんと「スープ」である。
まんまと期待を超えてきては、ちゃんと満足させてくれた。
やっと見つけた。これだ。
在宅ワークスープ最強説
なぜ、スープが丁度良かったのかというと、
仕事の片手間にでもドリンクを飲むような感覚で飲めるというのが気軽で一瞬で合格点を叩き出した。
それに、しっかり味があるので食事をした気にもなれる。
空腹感が消えるというよりも、満足できるので間食の時間にはもってこいなのだ。
息抜きとしてホットで飲むのも良し、夏場は冷製で飲むこともできる。
少し引っかかるポイントとしては、カロリーがまあまあ高い。
ただ、糖質、炭水化物が低いのでセーフにしておこう。
丁度良いので、ここで私のオススメスープを紹介しよう。
まずは、定番の粉末スープは安定である。
賞味期限が長いので常備しておくことで、いつでも飲める安心感を獲得できる。
オススメの飲み方は、
クノールの「コーンクリーム」をお湯で溶かすのではなく、ホットの牛乳で溶かすと最強に美味しいので試してみてほしい。
分かりやすく言えば、一瞬で濃厚なコーンスープになる。
次に、近頃コンビニにも売っている缶の冷製スープも高得点だった。
私がリピートして飲んでいるのは、ポッカの「じっくりコトコト冷製スープ」だ。
値段も1本100円くらいなので、コスパ最強なのも好印象。
安心安全の「コーンポタージュ」から、大満足できること間違いなしの「じゃがいものスープ」「トマトとたまねぎのスープ」
そして好きな人は好きな「栗かぼちゃのポタージュ」の4種類の味がある。
味はどれも濃厚で、量も丁度良い。
冷製ということで、これから待ち構えている夏に大活躍してくれると睨んでいる。
4種すべて飲んでみたが、大優勝したのが「栗かぼちゃのポタージュ」だった。
コンビニやスーパーで見つけたのなら、是非購入してみてほしい。
我慢するのではなく“丁度良い”を探せばいい
きっと誰かは「お腹が空いても我慢すればいいのに」と思うかもしれない。
「自分に甘いだけだろ」と思うかもしれない。
ただ、それが出来るのであれば、こんなに悩んではいない。
外勤では、誰かが傍にいるから制御できている“欲望”は存在する。
思い返してみると、一人じゃないというだけで抑えられていた気がする。
でも在宅ワークは違う。悲しいことに近くに誰もいないのだ。
ふとした瞬間に欲望が溢れ出し、気が付いたら流されてしまっていることなんてよくある話だ。
しかし、それは自分が悪いのではないので、決して自分を責めないでほしい。
そうならない為の準備が不十分だったから、負けてしまっただけだ。
今、後悔を感じているのは、新しい環境に馴染めていないだけだ。
だけど、そんな地獄から「スープ」は救いあげてくれる。そこに注目してほしい。
お腹が空きそうなら、スープを飲めばいい。
今回の経験で強く学んだことは、空腹が一番仕事効率を下げるということだった。
だから、それだけは必死に避けるべきだったのだ。
もちろん飲み過ぎは良くないが、常に“丁度いい”で満たしておくことで、
衝動的に食べてしまうこともなければ、お腹が空いて脳みそが回転しないということもない。
すべてを遮断することだけが正解ではない。
自分の手で“正解”を見つけ出すエネルギーも必要なのだ。
常に空腹状態では“最高”を見つけ出すことができないということを忘れないでいてほしい。