海外旅行気分を味わういつもと違う晩ごはん!
炊飯器活用!超簡単仕込みで、海外旅行気分を味わう第二弾、いつもと違う晩ごはん!
炊飯器を愛する在宅ワークライター、今泉ナオです。
これまでの人生、転勤に次ぐ転勤だった私にとって、炊飯器は相棒といっても良い存在です。何はなくともこれさえあればなんとかなる、そう考えながら試した炊飯器料理は、一言でいって「脱マンネリ」。目先の変わるお料理は、日頃のストレスまでも解消してくれるものだと思うのです。
これからご紹介するご飯は、すべての材料を入れてスイッチオンするだけの簡単調理。家事や育児、納期にまで追われる在宅ワーカーの皆さま、いつもとちょっと違う晩ご飯を試してみてはいかがでしょうか?
さばの缶詰でビリヤニを!さば缶のイメージを覆す、旨みたっぷりビリヤニ風スパイスご飯
インドやアジアで人気の炊き込みご飯「ビリヤニ」を、炊飯器で炊き込んで雰囲気を味わいましょう。本格的に作るとなるととんでもなく手間がかかりますが、カレー粉を使って作るこのレシピなら、炊飯器の早炊きモードで超お手軽!みんな大好きカレー味の炊き込みご飯をぜひ味わってくださいね。
ビリヤニ風スパイスご飯の材料(5合炊きで2~3人分)
米 2合(おすすめはバスマティライス)
さばの水煮(缶詰) 1缶(200g)
パクチー(葉) 1株分
トマト 適宜
カレーベースの材料
玉ねぎ(粗みじん切り) 1/4個分
しょうが、にんにく(粗みじん切り) 各1かけ分
トマト(粗みじん切り) 小1個分
カレー粉、プレーンヨーグルト(無糖) 各大さじ2
炊き汁
パクチー(茎) 1株分
塩 小さじ1
水 カップ1
スパイスオイルの材料
クミンシード、ガラムマサラ 各小さじ1/2
サラダ油 大さじ2
作り方
1、 米は洗って30分浸水させ、ざるに上げて水気を切る。5合炊き以上の炊飯器の内釜に入れる。
2、 カレーベースの材料を合わせる。1にカレーベースをのせ、さばを缶汁ごとのせる。
3、 炊き汁を入れ、早炊きモードで炊く。
4、 炊きあがったら保温を切る。スパイスオイルの材料を合わせて小鍋に入れて弱火にかけ、温まったらご飯に混ぜる。(オイルを熱してスパイスの香りを立たせる。焦がさないように弱火で)
5、 器に盛り付け、トマトとパクチーの葉を添える。
※炊きあがったあとにスパイスご飯を炊飯器の中で長時間保温すると、カレーの香りが取れなくなるので要注意です。
オイルに移したスパイスの香りが異国を感じさせる、一味違う炊き込みご飯です。スパイスの香りが苦手ならオイルをかけなくても。さばのうまみのおかげで十分美味しくいただけます。何より、お魚が苦手な子供でも、カレー風味にごまかされて食べちゃう(笑)頼もしいメニューです。
シーフードミックスを美味しく調理!魚介の旨みたっぷりシーフードリゾット風炊き込みご飯
旨みたっぷりのスープで柔らかく炊き込まれたリゾットは、あとを引く美味しさです。魚介&トマトはイタリア海辺の味とのこと。びっくりするほど簡単なので、一度は試してみるべきです。
シーフードリゾット風炊き込みご飯の材料(5合炊きで2~3人分)
米 1合
シーフードミックス 1袋(200g)
トマトの水煮(缶詰ホールタイプ/缶汁ごと) 100g
にんにく(たたいてつぶす) 1かけ分
塩 小さじ1/4
炊き汁
粉とうがらし 少々
塩 小さじ1
水 カップ2
仕上げのトッピング
バジルもしくはパセリ 適宜
オリーブオイル 適宜
作り方
1、 米は洗って30分浸水させ、ざるに上げて水気を切る。5合炊き以上の炊飯器の内釜に入れる。
2、 トマトの水煮は軽くつぶす。ボウルにシーフードミックス、トマトの水煮、にんにく、塩を入れて混ぜる。1にのせる。
3、 炊き汁を入れ、早炊きモードで炊く。
4、 炊きあがったら皿に盛りつける。好みでバジルをのせ、オリーブオイルを回しかける。
シーフードが手元にない場合、「ベーコン+玉ねぎのみじん切り」でも、また違った味わいで美味しくいただけるレシピです。今日はちょっと食欲が出ないなーという日にも、食べやすくて調理が簡単なリゾットは断然おすすめです。
美味しいものは正義の味方!サムゲタン風スープで、心も体も美しく整えよう!
サムゲタン(参鶏湯)は、本来ならまるごとの鶏に詰め物をしてじっくり煮込む、とても手間のかかるお料理です。そんな心と体に優しい韓国のスープをお手軽に。身近な骨付き肉を使ったレシピをご紹介します。
サムゲタン風スープの材料(5合炊きで2~3人分)
骨つき鶏もも肉 2本(もしくは鶏手羽元6本)
もち米(米でも可) 大さじ2
しょうが 1かけ
なつめ 2個
にんにく 1/2かけ
長ねぎ 8cm
松の実 大さじ1
甘栗(むいたもの) 8粒
塩 小さじ3/4
こしょう 少々
くこの実 小さじ2
作り方
1、 もち米は洗って1時間浸水させ、ざるに上げて水気を切る。5合炊きの炊飯器の内釜に入れる。
2、 骨つき鶏もも肉は、関節を折って半分に切る。(手羽元ならそのままでOK)ショウガは薄切りにし、なつめは洗って水気を切る。
3、 1に2をのせる。さらに、にんにく、長ねぎ、松の実、甘栗をのせる。
4、 水カップ3と塩、こしょうを入れ、60分炊飯する。
5、 器に盛り、熱湯をかけて戻したくこの実を散らし、好みで塩を加える。
ほんの少し入れたもち米がスープにコクをプラスしていて、本当にいい仕事をしています。ホロホロと崩れる鶏肉を口に入れると、じんわり心が満たされるようです。骨からうまみの出たスープはコラーゲンたっぷり。夏バテなどで身体が疲れたときに、ぜひおすすめしたいスープです。ご飯を入れて食べても美味しいので、是非お試しを。
美味しいものは、どんなときでも気持ちを前向きにしてくれる
さて、いかがだったでしょうか。
いつもと雰囲気の違うお料理は、気分を変えてくれますよね。美味しいものを食べると、なぜか気力が湧いてきませんか。そう、前向きな気持にさせてくれる原動力になると思うのです。
スパイスやくこの実など、わざわざ買いに走らずとも、なければないなりの美味しさがある炊き込みご飯。ベースとなるカレー粉やトマトの水煮(トマトジュースでもOK)があれば、無問題です。もち米だって、フツーのお米で代用可ですから、試してみるハードルは案外低いと思いますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。