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時間もお金も無駄なし!食料品買い物のコツ vol.13

    
買い物上手は料理上手?
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時間もお金も無駄なし!食料品買い物のコツ vol.13

連載 在宅ワーク食

第13回 時間もお金も無駄なし!食料品買い物のコツ

こんにちは。在宅で管理栄養士ライターとして活動するWATAと申します。

前回同様、自炊をテーマにお伝えしていきますが、今回は買い物についてです。
自炊の場合、食材を買う必要がありますよね。ネットスーパーも普及していますが、自分で買い物されている方も多いのではないでしょうか?
在宅ワークだと、外に出る機会が限られるので、買い物は良いリフレッシュになりますよね。一方、何を買おうか悩んで時間がかかったり、買ったもののうまく使いきれなかったりとお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
買い物のコツが分かるとスムーズに買い物ができ、さらに料理が楽になります。時短になる買い物方法や食材を選ぶコツをご紹介します。

買い物は毎日行く?まとめ買いする?

買い物は毎日行く方法とまとめ買いの両方にメリットがあります。スーパーへの買い物が楽しみで、食材を余らせてしまいがちな方は毎日買い物する方法がおすすめですし、忙しくてなかなか買い物の時間が取れず、食材管理が得意な場合はまとめ買いが向いています。
家族の人数やスーパーまでの交通手段にもよりますが、おすすめは週2~3回買い物へ行く方法です。週末に日持ちのする食材や調味料などをまとめて買って、肉や魚、日持ちしにくい野菜や豆腐などを平日に買い足すと無駄になりませんし、買い物回数も減らせます。

買い物するときのポイントは?

必ずメモを用意

買い物メモを用意することで、買い忘れを防ぐだけでなく、買うものが決まっているため時短になります。スマートフォンのメモ機能に入力しておくと、メモを忘れることがありませんし、すき間時間でさっとメモを作成できます。
買うものを具体的に決めなくても「肉2種類、魚3種類」などと大まかに決めていくだけでも時間短縮になります。

混雑時には行かない

買い物は思った以上に時間がかかります。スーパーまで行って商品を選んでレジに並び、袋に詰めて帰宅するまで、少なくとも30分はかかります。その中で混雑したレジは大幅な時間ロスになりますし、人によっては騒がしい店内がストレスになります。
スーパーの客層や割引の時間帯によって混雑する時間は変わってきますが、朝7時~9時や昼12時~13時などの食事どきは比較的空いていることが多いです。時間に融通が利く場合は、在宅ワークの強みを活かして、空いたスーパーに行くと時間短縮になりますよ。

下処理が大変なものは注意

食材は、下処理の手間を考えて選ぶようにしましょう。休日や元気なときに買い物に行くと気が大きくなってつい手間がかかる食材も買ってしまいますが、仕事が忙しいと時間や気力がなくてうんざりしますよね。
下処理が大変な食材は、丸ごとの魚、生のイカやエビ、筋を取る必要があるササミ肉などがあります。鶏モモ肉も1枚では大きいのでカットしたり筋切りをしたりする必要があり、まな板が汚れて手間がかかります。野菜なら、ごぼうやじゃがいも、にんじんなどは泥を落としたり皮を剥いたりする手間がかかります。
ちょっと手間がかかる食材は、お休みの日に下処理や料理するようにして、仕事の日は下処理が楽なものを選ぶといいですね。
下処理が楽な食材は、切り身の魚、冷凍シーフードミックス、唐揚げ用の鶏モモ肉、鶏手羽先、牛・豚小間切れ肉があります。少し値段は張りますが、牛ステーキ肉は焼くだけで良いので、割引品があれば活用すると良いですね。

野菜は調理が楽なものと日持ちするものを両方選ぶ

野菜を選ぶときは、価格だけでなく、調理の手軽さと日持ちの良さを考えると便利に使えます。
調理が手軽な野菜は、泥が少なく皮むきの必要がないトマト、レタス、キュウリ、もやし、豆苗、ニラ、小松菜、チンゲン菜などです。
もやしは安価で調理が楽ですが、購入から2~3日後が消費期限ということが多いので、買いすぎて使いきれないことがないよう注意しましょう。小松菜やチンゲン菜はアクが少ないので、ラップに包んで電子レンジ加熱もできます。
ほうれん草やブロッコリーのようにしっかり洗って茹でる必要があるものは、冷凍品を活用しましょう。冷凍野菜は栄養価が低いと思われがちですが、旬の野菜を急速冷凍されていますので、生野菜に劣りません。さらに、季節外れの野菜より栄養価が高いこともあります。
日持ちする野菜は、かぼちゃやれんこん、白菜、大根、玉ねぎ、なす、ピーマンなどがあります。これらの野菜を週の後半に使うといいですね。いずれもカットすると傷みが早くなるので、カット面が空気に触れないようにして保存しましょう。

日持ちする食材を買い置きしておく

日持ちする食材を買っておくと、どうしても買い物に行けなかったときに便利です。
タンパク質が豊富な卵は、茹で卵や卵焼きにするほか、炒め物に炒り卵を加えたり、煮物を卵でとじたりすると、ボリュームが出ます。サラダに温泉卵を加えても良いですね。
車麩や高野豆腐は植物性のタンパク質が補えます。乾物は戻すのに時間がかかるイメージがありますが、調理の10分前くらいに戻しておくだけで使えます。
ほかにも、ミネラルや食物繊維が豊富な乾燥わかめや、カルシウムやカリウムが多く含まれる切り干し大根を常備しておくと便利です。切り干し大根は煮物だけでなく、さっと茹でてサラダや和え物にしても良いですよ。
チルド食品ではこんにゃくもおすすめです。アク抜き不要のものを選ぶと下茹でせずに使えます。ちなみに、こんにゃくは手やスプーンでちぎった方が味の染み込みが良く、包丁を使わずに料理できます。
缶詰なら、手軽に魚が摂れるツナ缶やサバ缶、イワシかば焼き缶を買って常備しておくといいですね。ブームになったサバ缶ですが、ツナよりもあっさりしていますし、ほぐす手間もかかりますので、どちらかというとツナ缶の方が使いやすいです。

すぐに食べられるものを少し買っておく

もずく、キムチ、豆腐、納豆などすぐに食べられる食品を買っておくと、あと1品が決まらないときに助かります。ほかにも、ちくわやかまぼこなどの練り製品も切るだけ・焼くだけで食べられて便利です。いずれもあまり日持ちしないので買いすぎには気をつけましょう。

買い物した後は?

半分は冷凍しておく

肉や魚などの生鮮食品は、買ったらすぐに半分は冷凍しておくと使いきれずに傷ませる失敗が防げます。
パックごと冷凍すると食材が乾燥したり、冷凍焼けの原因になったりしますので、ラップに包んでジッパー付きの保存袋に入れるようにしましょう。

下味をつけておく

肉や魚は、そのまま保存しても良いですが、さっと下味をつけることで味が落ちにくくなりますし、調理の手間が省けます。
塩やコショウを振るだけでも良いですが、醤油やみりん、味噌で漬けておくと、焼くだけでメイン料理ができて便利です。また、肉をオリーブオイルやゴマ油に漬けておくと柔らかくなりますし、風味が付きます。

買い物を制して料理をもっと楽に!

買い物の仕方を変えると、買い物の時短だけでなく、料理の手間を省いたり、食材を無駄にすることが減って節約になったりと嬉しいメリットがあります。
忙しい毎日に少しでもゆとりが持てるよう、今回ご紹介したことをぜひ買い物で実践してみて下さいね。

この記事を書いた人

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WATA

管理栄養士。
病院、学校給食を経て2021年よりフリーランスの管理栄養士・ライターとして活動。今日から使える・難しくないをモットーに日々の食生活に役立つ知識をお届けしています。

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