在宅ワークをしている方必見!!時短で栄養満点簡単レシピ

手早く楽に!料理の時短方法 vol.12

    
明日もがんばる自分のために料理は賢く時短に努めます
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手早く楽に!料理の時短方法 vol.12

連載 在宅ワーク食
第12回 手早く楽に!料理の時短方法

こんにちは。在宅で管理栄養士ライターとして活動するWATAと申します。

在宅ワーカーの中には、家庭の料理担当という方も多いかと思います。また、1人暮らしで節約や健康のために自分で料理される方もいらっしゃいますよね。
通勤時間がない分、家事に時間がかけられると思いきや、仕事に熱中したり納期前で忙しかったりすると時間が足りないということはないでしょうか?私自身、時間を決めていてもついつい仕事を遅くまでやってしまい、超特急で夕食を作る毎日です。
時短料理のレシピを調べることも良いですが、調理全体の時短のコツを知っておくと、様々な料理に応用できます。
今回は、料理の時短方法についてご紹介します。

時短するには?

料理の時短は、切ったり加熱したりといった調理の時間だけでなく、準備の段階から後片付けまで手早くできることが大切です。
また、慣れない時短レシピにチャレンジするよりも、レシピを見なくてもできる料理の方が簡単にできるように、慣れていくことも大事なので、時間があるときに時短方法を試してみることもおすすめです。

時短のポイントをご紹介

1. 1週間の献立をざっくり決めておく

料理をする前に、献立をざっくりと決めておきましょう。
料理の献立に迷ってスマートフォンでレシピを検索…なんてことはありませんか?この時間も無駄になってしまいますし、献立を考えるのもエネルギーが必要ですよね。メインだけでも1週間の献立をざっくりと決めておくと、すぐに料理に取りかかれますし、気持ちに余裕が生まれます。買い物前に決めておくか、買ったものから計画を立てても良いですね。

2. 事前に下処理

事前に下処理をすると調理の行程がひとつ減るので時短になります。
野菜なら、ミニトマトのヘタを取って洗っておく、レタスは洗ってちぎっておくだけでもぐっと楽になります。小松菜などは泥が多いので買ってからすぐにまとめて洗っておく、にんじんはヘタをカットして皮を剥いておくといった方法もおすすめです。多めに切って冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくとみそ汁などにすぐ使えます。
油あげもその都度切るのではなく、まとめて短冊切りにして冷凍すると便利ですし、ヌルヌルしたまな板を洗う回数が減ります。
他にも、肉や魚に下味をつけて冷蔵・冷凍しておくと味付けの手間が減ります。
買い物をした日や前日の夜、または時間がある朝にやっておくと、少し先の自分が楽になります。

3. 使いやすい食材を活用

調理の中でも切る作業は手間がかかりますので、包丁なしで使える野菜を活用しましょう。もやしやミニトマト、レタスは洗うだけで良いですし、豆苗やニラはキッチンばさみでカットすると手間が省けます。
魚は切り身のほか、お手頃な刺身を使うのもおすすめです。肉はから揚げ用などのカット肉や小間切れ肉を使うと楽にできます。ひき肉は切らずに使えて便利ですが、ハンバーグのようにこねて丸める作業や、食べやすいように片栗粉でとろみをつけるなど、手間が増えることもあります。

4. ビニール袋・クッキングシートが使える!

ビニール袋とクッキングシートを使うと時短に効果的です。
サラダや和え物はビニール袋に食材と調味料を入れて和えると、洗い物が減りますし、ボウルを使うよりも手早く均等に味がつきます。
肉や魚を焼くときはフライパンにクッキングシートを敷いて焼くと、フライパンへのくっつきや焦げを防げます。特に焼き魚はグリルを使うと焼き加減を見るために何度も開け閉めする手間がかかり、さらに洗い物も面倒なので、忙しいときはフライパンがおすすめです。

5. 便利な調理ツールを賢く活用!

調理器具は時短グッズをやみくもに選ぶのではなく自分の苦手なことが減るものに焦点を当てるといいですね。例えば切る作業が苦手な場合はスライサーを使ったり、キッチンばさみを活用したりすると時短になります。焼く・炒めるが苦手ならフライパンを買い替えると時短になりますし、料理のイライラが減ります。むやみに便利グッズが増えるとかえって探す手間がかかるので、よく吟味するといいですね。

食器の選び方も一工夫

食器はワンプレートにすると洗い物が減りますが、料理の汁気が混ざってしまうので、汁気を切る手間がかかります。おすすめはビュッフェ用の食器のような浅い仕切りがあるランチプレートです。これなら汁気が混ざらないので、ストレスなく盛り付けられます。
プラスチックの食器やタッパーは油汚れが落ちにくいので洗う手間がかかります。また、カレーやケチャップなどの色が残りやすいところも難点です。油汚れが落ちやすいガラス製の保存容器が便利です。

ほんとうに時短になる?時短の落とし穴

時短の方法として取り上げられるものの中には、あまり時短にならないものや、手間が増えるものもあります。デメリットも意識して検討するといいですね。

作り置き

調理品を週末にまとめて作る作り置きはブームになりましたが、予想外に食べてしまって週末まで持たないといった難点があります。作り置きがあるけど今日はカレーの気分ではないな…というときもありますよね。日持ちしないものもあり、傷みが気になってしまうことも。それに、貴重なお休みの日が作り置きで潰れるのは辛いですよね。
作り置きは2日くらいで食べきれる量にすると負担が減ります。ほうれん草などの茹でるのに手間がかかる葉物野菜などは作り置きにおすすめです。

調味料の詰め替え

調味料は容器に詰め替えたほうが見栄えがよく、時短になりそうですが、全てを詰め替えるのは時短につながりません。
おすすめは、1回の使用量が少ないものは詰め替え、使用量が多いものは詰め替えない方法です。
片栗粉や砂糖、塩などは、1度に使う量は多くても大さじ数杯ですよね。このようなものはチャックがついていないものが多いので、詰め替えて使った方が時短になります。袋の口を開けて、また密封する手間がかかりません。
反対に、小麦粉や液体調味料・かつお節などは詰め替えによる時短の効果は少なく、1回に使う量が多いので、詰め替えの頻度が多くなります。パッケージのまま使って、しっかりと密封しておきましょう。買い物の際は、チャックがついたものを選ぶと保管が簡単です。
詰め替え容器は適当な瓶を使うのではなく、片手で開けられる容器を選ぶといいですね。ちなみに、詰め替えた容器に英語で名前を書くとおしゃれですが、日本語で書く方がとっさに判断できるため時短になりますし、ミスが減ります。

キッチン家電

電気調理鍋やマルチブレンダー、食洗機などのキッチン家電は便利ですが、デメリットもありますので、慎重に選ぶといいですね。
電気調理鍋は火を使わないので、炊飯器のようにスイッチひとつでほったらかしにできます。マルチブレンダーは面倒なみじん切りが1分もかからずできることが魅力です。一方、どちらもパーツが多いので洗い物が増えるデメリットがあります。
食洗機は洗い物から解放されるイメージがありますが、食器を入れる量が限られるので、一度にすべての調理器具や食器が入らないことや、漆など食洗機に対応しない食器もありますので、一概に便利とは言えません。
最近はキッチン家電をお試しできるサービスも一部でありますので、購入を検討する前に試してみるのもいいですね。

賢い時短でゆとりある食卓に!

料理にかかる時間を省くことで、少しでもゆったりした食事時間を過ごしたり、余暇の時間に充てたりすることができます。
仕事で疲れているときは、時短で上手に手間抜きをして、明日からも頑張っていきたいですよね。ご紹介した方法をぜひ試して、自分を労わってあげてください。

この記事を書いた人

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WATA

管理栄養士。
病院、学校給食を経て2021年よりフリーランスの管理栄養士・ライターとして活動。今日から使える・難しくないをモットーに日々の食生活に役立つ知識をお届けしています。

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